風水の理想とする土地の相は？

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風水の理想とする土地の相（地相）

風水には理想とされる土地の相（地相）があります。
こういう土地に家を建てると良い気が流れ、幸運に恵まれるのですが、実際なかなか見つからないものです。
実際どういう土地かというと、北側に山などの起伏、南に海や平野などの広い土地、東側には川、西側には大きな通りがある場所になります。
自分の住んでいる場所がこういった環境にある方は大変ラッキーです。
周りが良い気で満たされているので、自宅に良い気を簡単に引き込むことが出来ます。
北側の起伏のある土地は良い気を生み出すと言われますが、そのポイントは起伏の麓付近にあるとされます。
そして山から出た良い気は川や通りを伝って流れることで活性化されていきます。
川や通りは緩やかに蛇行しているとゆったりとした気が流れ、とても好ましいです。
南側の海や平地は「明堂」と呼ばれ、良い気が留まる場所になります。
「明堂」は水がある方が気が留まりやすいので南側が海や湖だと好ましいです。
このような土地が風水最良の土地とされ、四神相応（ししんそうおう）の地と呼んでいます。

風水では各方位に守り神がおり
北は「玄武」
南は「朱雀」
東は「青龍」
西は「白虎」
と呼ばれる四神が守っているとされます。

四神相応の地は、これらの神に守られた土地で住居や都を築くのに最適の場所です。
平安京や平城京は四神相応の地なので繁栄しましたよね。
しかしながらこういった四神相応の地に住める方は限られた方でほとんどの方は、最適とはいえない場所にお住まいなのではないかと思います。
そのような場合は「玄武」「朱雀」「青龍」「白虎」の四神の置物を各方位に置く事で四神相応の地に近い環境を作り出すことができます。